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人文社会科学系 法学部 #紀要論文

現代における住宅の「望ましさ」とは何か : フランスにおける新たな「不適切住宅」「荒廃区分所有」の基準・実態・対策が目指すもの (石崎誠也教授退職記念)

AI解説:
近年、先進国では「望ましくない住宅(居住に適さない、または安全や健康のリスクがある住宅のことを指します。)」の問題が多くの国で認識されています。日本では1995年の阪神・淡路大震災で、多くの建物が弱く、住宅に困っている人が多いことがわかりました。フランスでも1970年代の石油危機後、大きな社会賃貸住宅団地が荒廃し、住宅の質の悪化と治安や教育、雇用の問題が進行しています。本研究では、フランスで1990年代半ば以降に問題となった民間住宅に焦点を当て、その定義と対策を明らかにし、他の先進国の住宅政策も検討することを目的としています。
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著者名:
寺尾 仁
掲載誌名:
法政理論
巻:
50
号:
1
ページ:
152 - 176
発行日:
2018-02
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