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人文社会科学系 法学部 #紀要論文

多文化社会における憲法学の序論的考察 : 日本・アメリカ・カナダの信教の自由を素材に

AI解説:
本論文は、日本の少子高齢化に伴う労働力不足問題に触れつつ、移民受け入れについての議論が新たに始まったことを背景に、多文化社会における憲法学の課題を探るものです。日本では移民や難民の受け入れが本格的に議論されたことがない一方で、過去の少数派(アイヌ、沖縄、在日コリアンなど)の承認要求が再燃している現状に着目しています。さらに、北米大陸の移民国家であるアメリカとカナダの憲法および信教の自由に関する取り組みを比較することで、日本が多文化社会としてどのようにして文化的アイデンティティを包摂していくべきかを考察することを目的としています。
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著者名:
栗田 佳泰
掲載誌名:
法政理論
巻:
48
号:
4
ページ:
72 - 94
発行日:
2016-04
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