論文詳細

人文社会科学系 法学部 #紀要論文

米中接近、ヴェトナム戦争とニクソン政権の東アジア政策(1969-1973)

AI解説:
ニクソン政権のアジア政策は、冷戦期における米国の対外政策の重要な転換点であると見なされている。この政策は、東アジア地域の地政学と国際関係に長期的な影響を及ぼし、冷戦終結後もその影響が続いていることが指摘されている。本論文の目的は、ニクソン政権の東アジア政策の形成と実施過程を詳細に検討し、その基本的な特徴や背後にある戦略的意図を明らかにすることである。特に、対中政策と対インドシナ干渉戦争終結のための政策との関連を中心に分析し、ニクソン政権がどのようにして東アジア地域のバランスを構築し、それをグローバルな戦略バランスと関連づけたかを解明することが重要な課題である。
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著者名:
牛 軍, 真水 康樹[訳]
掲載誌名:
法政理論
巻:
48
号:
1
ページ:
90 - 120
発行日:
2015-09
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