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人文社会科学系 法学部 #紀要論文

明治期における法典編纂事業と条約改正について : 民法を中心として

AI解説:
明治31年(1898年)以来、日本の民法に関する大改正が進められている。この改正は、法制審議会民法(債権関係)部会に対する諮問を受け、社会・経済の変化に応じ、国民に分かりやすい民法を目指して110年ぶりに実施されている。法典編纂の過程やその背景、目的は一国の法典がどのような事情で、目的と必要性をもって編纂されたかについて理解するために重要である。本稿では、特に不平等条約改正を契機に進められた法典編纂事業の歴史的経過をたどり、その意義を明らかにすることを目的としている。
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著者名:
樫見 由美子
掲載誌名:
法政理論
巻:
46
号:
3
ページ:
106 - 139
発行日:
2014-04
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