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人文社会科学系 法学部 #紀要論文

フランスにおける都市計画の展開 (二) ・完 : 都市形成における計画化とその主体の確立を中心に

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第二次世界大戦後のフランスでは、主に戦災復興と住宅不足の解消が最重要課題として挙げられました。約200万戸の住宅が戦災で失われ、さらに残存する住宅も老朽化や設備不良の問題を抱えていました。このような状況の中で、フランス政府は住宅の量的充足を最優先課題とし、都市計画と公共的な土地利用の統制を進めることを目的としました。特に1950年代以降、規制の強化とともに、国主導の都市形成手法が考案され、都市計画の制度化が進展していきました。
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著者名:
羽貝 正美
掲載誌名:
法政理論
巻:
28
号:
3
ページ:
29 - 68
発行日:
1996-02
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