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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(医) #学位論文

進行性核上性麻痺:短期経過剖検例の臨床病理学的検討

AI解説:
進行性核上性麻痺(PSP)は、神経細胞の脱落と異常リン酸化タウの蓄積を特徴とする神経変性疾患であり、主に中年期以降に発症します。臨床的には、パーキンソニズム、易転倒性、核上性眼球運動障害、認知症などの症状を呈し、臨床経過は5.3年から9.7年とされています。PSPには複数のサブタイプがあり、PSP-Richardson’s syndrome(PSP-RS)、PSP-Parkinsonism(PSP-P)などがあります。本研究の目的は、発症後4年未満で死亡したPSP患者の臨床病理学的像を解析し、PSPの病理組織学的多様性が発症早期から認められるか、更にそれが臨床像に影響するかを検討することです。
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著者名:
張 璐
ページ:
1 - 23
発行日:
2019-03-25
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