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大学院自然科学研究科 自然科学系 #学位論文

肥満2型糖尿病モデルSDT fattyラットにおける非アルコール性脂肪肝炎発症の早期化の検討と各種薬剤の薬効評価

AI解説:
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、アルコール性肝障害などの他の疾患を除外した上で、脂肪肝を認める病態であり、世界的に増加している。NAFLDは進行性の非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に発展し、肝硬変や肝がんのリスクを伴うことがある。NASHは肝移植の主要な原因の一つとなっており、その治療法の確立が急務である。しかし、現時点でNASHに特化した治療薬は存在せず、治療の主流は生活習慣の改善に依存している。本研究の目的は、雌性SDTfattyラットを用いたNAFLD/NASHモデルを確立し、その病態の進展メカニズムを解明することである。
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著者名:
鳥庭 靖文
ページ:
1 - 83
発行日:
2019-03-25
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