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人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

嘉慶四(1799)年五月上諭訳注 : 清朝嘉慶維新研究序説

AI解説:
この研究の背景には、1799年に中国の乾隆帝が亡くなり、嘉慶帝(清朝の第7代皇帝で、1796年から1820年まで在位しました。改革を進めたことで知られています。)が親政を始めたことがあります。嘉慶帝は、それまで政治の実権を握っていた和珅(清朝の有力な官僚で、腐敗の象徴とされました。嘉慶帝によって排除されました。)を排除し、次々と新しい改革を行いました。この改革は「維新(清朝末期の改革運動を指します。嘉慶帝の時代には、政治や社会の改善を目的とした多くの政策が実行されました。)」とも呼ばれ、19世紀の清朝の政策の基礎となりました。この研究の目的は、嘉慶帝が親政を始めた初期の改革の状況を明らかにすることです。具体的には、1799年に出された上諭(清朝の皇帝が発した勅令を指します。政府の方針や命令を伝えるための公式文書です。)(命令書)を調査し、その内容を月ごとに翻訳して説明を加えることです。
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著者名:
相原 佳之, 豊岡 康史, 村上 正和, 柳 静我, 李 侑儒
掲載誌名:
環日本海研究年報
巻:
24
ページ:
95 - 128
発行日:
2019-03
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