論文詳細

人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

Influence of ISDS Clauses upon Host States : Do They Restrict Host States’ Regulatory Power?

AI解説:
本論文は、International Investment Agreements(IIAs)やBilateral Investment Treaties(BITs)に一般的に含まれるInvestor–State Dispute Settlement(ISDS)条項を検討する。ISDS条項は、外国投資家が受入国(host states)に対して国際仲裁を直接提起できるようにするものである。著者は、ISDSが、受入国の国内裁判や外交的保護(espousal)といった従来の仕組みに代わるものとして登場した経緯を述べる。これら従来の仕組みは、投資家の視点からは、しばしば有効性に欠ける、または結果が不確実であった。ISDSは投資家の信頼を高める重要な手段として描かれ、実務上も投資判断や、受入国が外国直接投資を呼び込む努力の一因になっているとされる一方で、本論文は近年の論争の拡大を指摘する。環境、保健、課税、経済政策などの公益目的の規制措置が、より多く受入国に対する請求の対象となっていることから、費用、透明性、主権への潜在的制約に関する懸念が強まっている。こうした背景のもと、本論文の中心的目的は、ISDS条項が受入国の公益目的の措置採用に関する規制権限を制限するのかを評価し、投資仲裁廷が投資家保護と国家の自律性のバランスをどのように扱ってきたかを検討することである。
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著者名:
Shwe Ma Lay
掲載誌名:
現代社会文化研究
巻:
67
ページ:
71 - 90
発行日:
2018-11
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