論文詳細

人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

史料紹介 : 東京大学史料編纂所架蔵『鈴木文書』について

AI解説:
この論文は、近世から近代にかけて新潟湊で廻船問屋を営んでいた小川屋鈴木家に伝わる文書を紹介し、その歴史的意義を探ることを目的としています。小川屋は「大上」の屋号を持ち、家督名を長右衛門としました。新潟町の大川前六の町に店舗を構え、寛永十九年(1642年)には米荷積込みに関与していたことが確認されています。近世中期には非常に活発な商業活動を行い、明治時代後半まで続いていました。このような背景から、廻船問屋としての活動や近世中期から近代にかけての新潟の商業史を解明するための基礎資料を提供することが本論文の目的です。
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著者名:
横木 剛, 原 直史
掲載誌名:
佐渡・越後文化交流史研究
巻:
18
ページ:
33 - 40
発行日:
2018-03
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