論文詳細

人文社会科学系 法学部 #紀要論文

国の研究開発評価をめぐる2つのアプローチ : アウトカムとアカウンタビリティの錯綜

AI解説:
本論文は、政府による研究開発の評価がなぜ必要であるのかという基本的な問いに向き合うことを目的としています。政府の研究開発には多額の資金が投入され、その原資が税金である以上、納税者に対する説明責任が生じます。このため、適切な評価を通じて、限られた財源をどのように配分し、どのような成果を得たのかを明確にすることが財政民主主義の観点から求められます。また、評価には多様な類型があり、事前評価や事後評価、形成的評価や総括的評価など、さまざまな方法が存在します。これらの評価を通じて、政策の合理性や研究開発の成果をより明確にすることが求められています。
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著者名:
南島 和久
掲載誌名:
法政理論
巻:
51
号:
3-4
ページ:
32 - 55
発行日:
2019-03
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