論文詳細

人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

International Investment Law and Myanmar Investment Law : Right to Water and Protection of Investment in Myanmar

AI解説:
本論文は、受入国が水道サービスに民間(外国を含む)投資を呼び込む際に生じうる政策・法制度上の緊張関係を扱う。水は生命維持に不可欠であるため、国家には法的枠組みによって水資源を保護し、濫用を防ぐことが期待される。しかし、水の供給や衛生が投資活動—とりわけ民営化や官民連携(public–private partnership: PPP)モデル—となると、受入国は投資家の利益の保護と、人々の「水への権利(right to water)」の保護を同時に果たさなければならない。著者はミャンマーをこのジレンマの中に位置づける。ミャンマーは水資源が豊富である一方、国内の一部では依然として水不足があり、とくに夏季に顕著である。また、都市の成長(2014年4月国勢調査では人口5,100万人超)によりインフラ需要が増大している。ミャンマーは外国投資を誘致するためMyanmar Investment Law 2016(MIL 2016)を制定し、将来的な水道サービスの民営化も検討していることから、本稿は、ミャンマーの投資制度と水セクター規制が、投資家保護と水への権利の保護の均衡を図るうえで十分に整備されているかを評価することを目的とする。明示された目的は、民間の水道サービス事業が拡大した際の紛争や投資紛争が生じる可能性を低減するため、ミャンマーの法的枠組みの改善案を提示することである。
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著者名:
Shwe Ma Lay
掲載誌名:
現代社会文化研究
巻:
70
ページ:
115 - 133
発行日:
2020-02
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