論文詳細
自然科学系
農学部
#紀要論文
圃場栽培バレイショにおける醤油粕の施肥効果
- AI解説:
- 醤油粕(soy sauce cake)は醤油製造の副産物で、タンパク質含量が高く、多量の窒素(N)を含むことから、肥料および飼料資源としての利用が期待される。一方で、食塩(NaCl)濃度が高いことが大きな制約であり、多量に施用すると作物に塩ストレスを与えたり、土壌への塩類集積を促したりする可能性がある。砂丘砂土でレタスを用いて行われた先行のポット試験では、低施用量では生育促進が示唆された一方、高施用量では生育抑制がみられ(さらに「脱塩」粕への反応は複雑であった)。本研究は、圃場条件でジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を用いて醤油粕を評価する。ジャガイモは土壌の塩分が高いと生産性が低下することが知られており、塩分を含む有機資材の施用に伴うリスク評価に適した作物である。本論文の目的は、砂丘畑において、醤油粕および水洗い(脱塩)した醤油粕がジャガイモに対する有効なN肥料となり得るかを検証し、さらに高施用量で生じ得る生育・収量の制限が塩ストレスに起因する可能性を特定することである。
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自然科学系
農学部
#紀要論文
圃場栽培バレイショにおける醤油粕の施肥効果
AI解説
- 背景と目的:
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醤油粕(soy sauce cake)は醤油製造の副産物で、タンパク質含量が高く、多量の窒素(N)を含むことから、肥料および飼料資源としての利用が期待される。一方で、食塩(NaCl)濃度が高いことが大きな制約であり、多量に施用すると作物に塩ストレスを与えたり、土壌への塩類集積を促したりする可能性がある。砂丘砂土でレタスを用いて行われた先行のポット試験では、低施用量では生育促進が示唆された一方、高施用量では生育抑制がみられ(さらに「脱塩」粕への反応は複雑であった)。本研究は、圃場条件でジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を用いて醤油粕を評価する。ジャガイモは土壌の塩分が高いと生産性が低下することが知られており、塩分を含む有機資材の施用に伴うリスク評価に適した作物である。本論文の目的は、砂丘畑において、醤油粕および水洗い(脱塩)した醤油粕がジャガイモに対する有効なN肥料となり得るかを検証し、さらに高施用量で生じ得る生育・収量の制限が塩ストレスに起因する可能性を特定することである。
- 主要な発見:
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化学分析の結果、醤油粕と脱塩粕のN濃度は同程度(約41.5–41.7 mgN/gDW)で、鶏ふん(poultry manure、42.2 mgN/gDW)と同程度であった。これに対し、両粕のP、K、Ca、Mg濃度はいずれも鶏ふんより大幅に低く、肥料としての主な機能は幅広い養分供給ではなくN供給であることが示された。水洗いによりNaは醤油粕の49.2 mg/gDWから脱塩粕の7.8 mg/gDWへ大きく低下したが、著者らは、この洗浄は先行研究と比べて不完全であったと述べている。それでも脱塩粕のNaは鶏ふん(5.2 mg/gDW)に近い水準であった。圃場では、硫酸アンモニウム(0–20 gN/m²)はジャガイモの生育、植物体の養分状態(例:地上部Nは約28 mgN/gDWのまま)、葉柄の硝酸(概ね<300 mgN/L)を改善しなかった。著者らは、この原因を砂質土壌での速い溶脱に求めている。これに対して、醤油粕、脱塩粕、鶏ふんの施用量を増やすと、植物乾物重と塊茎収量が増加する傾向がみられ、同時に地上部/根のN濃度が上昇し、葉柄の硝酸も大幅に高くなった。これは、これら有機資材からのNの速やかな無機化と吸収と整合的である。しかし、醤油粕の最も高い施用量(50 gN/m²)では、開花期の乾物増加はみられず、収穫時の塊茎乾物重も増加しなかった。著者らは、これを塩ストレスの影響である可能性が高いと解釈している。一方、脱塩粕は50 gN/m²でも塊茎乾物重を増加させた。Na濃度は、地上部(約0.25 mgNa/gDW)と塊茎(約0.2 mgNa/gDW)では処理間で低く安定していたのに対し、根でははるかに高く(約2–3 mgNa/gDW)、粕の高施用量で増加する傾向があった。ただし、収量が低下した条件(醤油粕50 gN/m²)でも、塊茎のNaは増加しなかった。
- 方法論:
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本研究は、資材特性の評価と、反復を伴う圃場試験を組み合わせて実施した。圃場は新潟大学の砂丘畑(37.8701oN/138.9438oE)である。醤油粕シート(新鮮物の含水率28%)を60 Cでオーブン乾燥し、粉砕して粉末化したうえで、そのまま用いるか、または反復水洗(約10 kgの粕に対して水40 L、12 hの間に水を3回交換)で脱塩した後、乾燥(60 C、6日)および粉砕を行った。鶏ふんも同様に乾燥・粉砕した。養分組成は、Kjeldahl分解後にアンモニウムとリン酸を測定(インドフェノール法およびリンモリブデン酸アンモニウム法による比色)し、Na、K、Ca、MgはHNO3–HClO3分解後に原子吸光(Hitachi Z-8200)で測定した。圃場試験では、区画面積5.4 m²(0.9 m × 6 m)に、ジャガイモ品種Danshakuの種いもを1区20個植え付けた(株間30 cm;3700株/10a)。単茎仕立てとし、無作為配置で3反復とした。全区に基肥として、過リン酸石灰(superphosphate)、熔成リン肥(fused magnesium phosphate)、硫酸カリ(potassium sulfate)、ケイ酸加里肥料(potassium silicate fertilizer)、石灰を所定量(g/m²)施用した。処理は、硫酸アンモニウムを0、5、10、15、20、25 gN/m²、また醤油粕、脱塩粕、鶏ふんを10、20、50 gN/m²とした。有機資材区には、速効性Nとして硫酸アンモニウムを10 gN/m²追加した。植物体の採取は開花期(植え付け後46日)と収穫時(96日)に行った。バイオマスは部位別に分け(開花期:地上部、根、幼塊茎;収穫時:塊茎)、乾燥、秤量、粉砕し、N、P、K、Mg、Ca、Naを分析した。開花期の葉柄汁液硝酸は、希釈後にRQ flex(Merck)で測定した。
- 結論と意義:
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本研究は、醤油粕および洗浄(脱塩)した醤油粕が、砂丘畑においてジャガイモの有効なN肥料として機能し得ること、そしてN供給という点では鶏ふんと同程度に機能し得ることを結論づけている。根拠として、施用量の増加に伴う植物体N濃度の上昇、葉柄硝酸の上昇、ならびに一般にバイオマスと塊茎収量の増加が示された。同時に、両粕の養分プロファイルは(鶏ふんと比べてP、K、Ca、Mgが低いことから)本試験条件下での農業的価値が基本的にN供給に限られることを示唆し、他の養分需要を満たすには追加施肥が必要となる。重要な注意点として、醤油粕を高用量(50 gN/m²)で施用しても生育・収量はそれ以上増加せず、むしろ低下し得ることが示され、著者らはその原因を高NaCl含量に由来する塩ストレスと解釈している。さらに重要なのは、醤油粕の最高施用量で観察された収量制限が、塊茎のNa濃度上昇を伴わなかった点であり、少なくとも本実験の範囲では、収穫器官にNaが蓄積しなくても生育阻害が起こり得ることを示唆する。硫酸アンモニウムに反応がなかったことは、砂質土壌では溶脱が速いという実務上の制約を浮き彫りにしており、時間をかけて無機化が進む有機資材の方がN供給の持続に有利である可能性を示している。
- 今後の展望:
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著者らは、醤油粕が作物の生育・収量に及ぼす有益な影響と有害な影響の両方を評価するため、さまざまな作物を用いた追加の圃場試験が必要であるとしている。この必要性は、(i) 醤油粕の最高施用量で観察された生育・収量の抑制(潜在的な塩ストレスとして解釈)と、(ii) 高施用量における醤油粕と脱塩粕の反応の相違、に基づく。また、圃場規模で作製した脱塩粕では、先行研究と比べて洗浄によるNa除去が不完全であったことにも言及しており、今後は脱塩手順と残存Naが作物のパフォーマンスおよび土壌への影響に及ぼす作用を、実用的な施用条件下でより体系的に評価すべきだとしている。
- 背景と目的:
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は、醤油を作るときに出る残りかすです。タンパク質が多く、植物の成長に必要な醤油粕 ( 醤油を作る工程で出る副産物です。タンパク質が多く、肥料としては特に窒素源として期待されますが、食塩を多く含むことが課題になります。) をたくさん含むため、肥料や家畜のエサとして役立つ可能性があります。窒素 ( 植物の葉や茎を作るのに重要な栄養成分です。足りないと生育が悪くなり、多すぎると品質低下などの問題が出ることもあります。)
ただし、醤油粕には が多く含まれているのが問題です。大量に畑へ入れると、作物が塩の影響で弱ったり、土の中に塩がたまりやすくなったりするおそれがあります。食塩 ( ここでは主に塩化ナトリウムのことです。肥料資材に多く含まれると作物や土に悪影響が出る場合があります。)
この研究では、砂の多い畑でジャガイモを育て、醤油粕と、水で洗って塩を減らした醤油粕が「窒素肥料」として使えるかを調べました。また、たくさん入れたときに生育や収量が落ちる場合、それが のせいかどうかも確かめることを目的にしています。塩ストレス ( 土の塩分が高いことで植物が受けるダメージのことです。水不足のような状態になったり、ナトリウムや塩素が害になったりして生育が落ちます。)
- 主要な発見:
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と脱塩した醤油粕は、醤油粕 ( 醤油を作る工程で出る副産物です。タンパク質が多く、肥料としては特に窒素源として期待されますが、食塩を多く含むことが課題になります。) の量がほぼ同じで、窒素 ( 植物の葉や茎を作るのに重要な栄養成分です。足りないと生育が悪くなり、多すぎると品質低下などの問題が出ることもあります。) と同じくらい高いことが分かりました。一方で、リン・カリウム・カルシウム・マグネシウムは鶏ふんよりかなり少なく、醤油粕の肥料としての強みは「いろいろな栄養をまとめて与えること」ではなく、「窒素を与えること」だといえます。鶏ふん ( 鶏の排せつ物を乾燥などして肥料にしたものです。窒素だけでなくリンやカリウムなども比較的多く含むことがあります。)
水で洗うとナトリウムは大きく減りましたが、研究者は「今回は大量に洗ったため、以前の研究ほど完全には塩が取れなかった」と述べています。それでも、脱塩した醤油粕のナトリウム量は鶏ふんに近い程度まで下がりました。
畑で だけを増やしても、ジャガイモの生育や栄養状態はほとんど良くなりませんでした。砂の多い土では肥料が水と一緒に流れ出やすいことが原因だと考えられます。硫酸アンモニウム ( すぐ効くタイプの窒素肥料です。砂の多い畑では流れ出やすく、効きにくい場合があります。)
一方、醤油粕・脱塩粕・鶏ふんは、量を増やすほど植物の重さやイモの収量が増える傾向があり、植物体の窒素量や の葉柄 ( 葉と茎をつないでいる部分です。ここから汁を取り、硝酸を測って栄養状態を調べます。) も増えました。これは、有機物が土の中で分解されて、窒素が植物に使える形になり、吸収されたためだと考えられます。硝酸 ( 植物が吸収する窒素の形の一つです。葉柄の汁の硝酸量を測ると、作物がどれだけ窒素を得ているかの目安になります。)
ただし、醤油粕を最も多く入れた条件では、途中の成長や収穫時のイモの増加が見られず、 が原因の可能性が高いと判断されています。脱塩粕では、同じ多さでも収量が増えました。塩ストレス ( 土の塩分が高いことで植物が受けるダメージのことです。水不足のような状態になったり、ナトリウムや塩素が害になったりして生育が落ちます。)
また、ナトリウムは地上部やイモでは低いままでしたが、根では高く、粕を多く入れるほど増える傾向がありました。それでも、収量が落ちた条件でもイモのナトリウムは増えませんでした。
- 方法論:
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新潟大学の砂丘畑で、ジャガイモ(品種:男爵)を使った
試験を行いました。区画ごとに植え付け数や配置をそろえ、同じ条件の区を複数用意して比較しました。圃場 ( 実際の畑のことです。ポットではなく畑で試すことで、現場に近い条件で効果やリスクを評価できます。)
は乾燥して粉末にし、そのまま使う区と、水で何度か洗って塩を減らした後に乾燥・粉末化して使う区を作りました。醤油粕 ( 醤油を作る工程で出る副産物です。タンパク質が多く、肥料としては特に窒素源として期待されますが、食塩を多く含むことが課題になります。) も乾燥・粉末化して使いました。鶏ふん ( 鶏の排せつ物を乾燥などして肥料にしたものです。窒素だけでなくリンやカリウムなども比較的多く含むことがあります。)
肥料の処理として、 を量を変えて入れる区、醤油粕・脱塩粕・鶏ふんを量を変えて入れる区を用意しました。有機資材の区には、速く効く硫酸アンモニウム ( すぐ効くタイプの窒素肥料です。砂の多い畑では流れ出やすく、効きにくい場合があります。) として硫酸アンモニウムも追加しました。窒素 ( 植物の葉や茎を作るのに重要な栄養成分です。足りないと生育が悪くなり、多すぎると品質低下などの問題が出ることもあります。)
開花期と収穫期に植物を採取し、部位ごとの重さを測り、窒素などの成分を分析しました。開花期には の汁を使って葉柄 ( 葉と茎をつないでいる部分です。ここから汁を取り、硝酸を測って栄養状態を調べます。) の量も測定しました。硝酸 ( 植物が吸収する窒素の形の一つです。葉柄の汁の硝酸量を測ると、作物がどれだけ窒素を得ているかの目安になります。)
- 結論と意義:
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と脱塩した醤油粕は、砂の多い畑でもジャガイモに対して有効な醤油粕 ( 醤油を作る工程で出る副産物です。タンパク質が多く、肥料としては特に窒素源として期待されますが、食塩を多く含むことが課題になります。) 肥料になり得て、窒素供給の面では窒素 ( 植物の葉や茎を作るのに重要な栄養成分です。足りないと生育が悪くなり、多すぎると品質低下などの問題が出ることもあります。) と同程度に役立つといえます。鶏ふん ( 鶏の排せつ物を乾燥などして肥料にしたものです。窒素だけでなくリンやカリウムなども比較的多く含むことがあります。)
ただし、醤油粕は多く入れすぎると、 によって生育や収量が伸びなくなったり下がったりするおそれがあります。また、醤油粕は窒素以外の栄養が少ないため、リンやカリウムなどは別に補う必要があります。塩ストレス ( 土の塩分が高いことで植物が受けるダメージのことです。水不足のような状態になったり、ナトリウムや塩素が害になったりして生育が落ちます。)
さらに重要なのは、収量が落ちた条件でもイモにナトリウムが増えなかった点です。つまり、食べる部分に塩がたまらなくても、塩の影響で生育が悪くなることがあり得ると示されました。
が効きにくかった結果は、硫酸アンモニウム ( すぐ効くタイプの窒素肥料です。砂の多い畑では流れ出やすく、効きにくい場合があります。) では肥料成分が流れ出やすいという現場の問題も示しており、ゆっくり分解して効く有機資材の方が窒素を持続的に供給できる可能性があります。砂質土壌 ( 砂が多い土のことです。水や肥料成分が流れ出やすく、肥料の効き方が変わりやすい特徴があります。)
- 今後の展望:
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には良い面と悪い面の両方があり、作物の種類によって反応が変わる可能性があります。そのため、別の作物でも醤油粕 ( 醤油を作る工程で出る副産物です。タンパク質が多く、肥料としては特に窒素源として期待されますが、食塩を多く含むことが課題になります。) 試験を行い、安全に使える量や条件を確かめる必要があります。圃場 ( 実際の畑のことです。ポットではなく畑で試すことで、現場に近い条件で効果やリスクを評価できます。)
また、今回の脱塩は大規模に行ったため塩の除去が十分ではなかったとされており、脱塩の方法や、残ったナトリウムが作物や土に与える影響を、実際に使う状況に近い形でより詳しく調べることが求められます。
- 何のために?:
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は、しょうゆのしょうゆかす ( しょうゆを作ったあとに残 るかすのことです 土にまくと栄養 になることがあります 研究では肥料 になれるかを調べています) 残 りです。
が多いです。たんぱくしつ ( 体や植物のもとになる成分 で ちっそをふくむことが多いです これが多いと肥料 として役立つことがあります)
植物が育つのにいる、 も多いです。ちっそ ( 植物が大きくなるために大事な栄養 の一つです 足りないと育ちがわるくなるので肥料 で足すことがあります)
だから、 になるかもしれません。ひりょう ( 植物がよく育つように 土に足す栄養 のことです 作物の育ちや収穫 に大きくえいきょうします)
でも、しょうゆかすには、しおが多いです。
たくさんまくと、 がよわる心配です。作物 ( 畑で作って収穫 する植物のことです じゃがいもなどがこれにあたります)
土の中に、しおがたまりやすいです。
この は、じゃがいもを育てました。研究 ( 何が正しいかをたしかめるために 計画して調べることです うまく使えるかや安全かをはっきりさせます)
で、ためしました。すながおおい畑 ( 土にすなが多い畑のことです 水や肥料 が流れやすく肥料 のきき方が変 わりやすいので大事です)
しょうゆかすを、そのまま使いました。
水であらい、しおをへらした物も使いました。
ちっそのひりょうになるか、調べました。
たくさん入れたときも、見ました。
しおのせいで弱るか、たしかめました。
- 何が分かったの?:
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のしょうゆかす ( しょうゆを作ったあとに残 るかすのことです 土にまくと栄養 になることがあります 研究では肥料 になれるかを調べています) は、多かったです。ちっそ ( 植物が大きくなるために大事な栄養 の一つです 足りないと育ちがわるくなるので肥料 で足すことがあります)
しおをへらしたかすも、同じでした。
と、同じくらいでした。とりふん ( にわとりのふんを乾 かした肥料 です よく使われる有機 の肥料 なので くらべる相手として重要 です)
でも、ほかの は少なめでした。えいよう ( 植物が生きて育つために必要 な成分 のことです ちっそ以外 にもいろいろあります)
なので、強みはちっそだといえます。
水であらうと、しおのもとがへりました。
ただ、しおはぜんぶは取れませんでした。
それでも、とりふんに近くなりました。
ちっその だけだと、あまりのびません。ひりょう ( 植物がよく育つように 土に足す栄養 のことです 作物の育ちや収穫 に大きくえいきょうします)
すなの土は、ひりょうが流れやすいからです。
しょうゆかすやとりふんは、よくききました。
多く入れるほど、イモがふえることが多いです。
土の中で、ゆっくり分かれるからです。
でも、しょうゆかすを入れすぎると、だめです。
大きくならず、イモもふえませんでした。
しおのせいの、 が高いです。かのうせい ( そうなる見こみがあることです原因 がしおかもしれないと考えるときに使います)
しおをへらしたかすは、ふえました。
しおは、 にたまりやすいです。ねっこ ( 植物が土の中で水や栄養 をすう部分です ここにしおがたまると植物が弱りやすいです)
イモには、しおがあまりふえませんでした。
- どうやったの?:
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にいがた大学の、すなのおおい畑でしました。
じゃがいもは、 を使いました。だんしゃく ( じゃがいもの品種 の名前です どのじゃがいもで試 したかをはっきりさせます)
同じ広さの場所を、いくつも作りました。
は、かわかしてしょうゆかす ( しょうゆを作ったあとに残 るかすのことです 土にまくと栄養 になることがあります 研究では肥料 になれるかを調べています) 粉 にしました。
そのまま使う場所を作りました。
水で何回かあらい、使う場所も作りました。
も、かわかしてとりふん ( にわとりのふんを乾 かした肥料 です よく使われる有機 の肥料 なので くらべる相手として重要 です) 粉 にしました。
のりょうを、いろいろひりょう ( 植物がよく育つように 土に足す栄養 のことです 作物の育ちや収穫 に大きくえいきょうします) 変 えました。
のひりょうには、有機 ( 動物や植物など 生き物由来のもののことです有機 の肥料 はゆっくりきくことが多いです) も足しました。ちっそ ( 植物が大きくなるために大事な栄養 の一つです 足りないと育ちがわるくなるので肥料 で足すことがあります)
花がさくころに、植物をとりました。
のときも、とりました。しゅうかく ( 作物をとって集めることです肥料 のちがいが結果 に出たかを確 かめます)
重さをはかり、 を調べました。えいよう ( 植物が生きて育つために必要 な成分 のことです ちっそ以外 にもいろいろあります)
葉のくきのしるで、ちっその形も見ました。
- 研究のまとめ:
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は、しょうゆかす ( しょうゆを作ったあとに残 るかすのことです 土にまくと栄養 になることがあります 研究では肥料 になれるかを調べています) のちっそ ( 植物が大きくなるために大事な栄養 の一つです 足りないと育ちがわるくなるので肥料 で足すことがあります) になります。ひりょう ( 植物がよく育つように 土に足す栄養 のことです 作物の育ちや収穫 に大きくえいきょうします)
しおをへらしたかすも、同じように使えます。
すなの畑でも、 くらい役立ちます。とりふん ( にわとりのふんを乾 かした肥料 です よく使われる有機 の肥料 なので くらべる相手として重要 です)
でも、しょうゆかすは入れすぎると危 ないです。
しおのせいで、育ちがわるくなることがあります。
それに、ちっそ以外 の は少ないです。えいよう ( 植物が生きて育つために必要 な成分 のことです ちっそ以外 にもいろいろあります)
やりん ( 植物に必要 な栄養 の一つです 根や実のつき方に関係 し 足りないと育ちが悪くなります) は、べつに足します。カリウム ( 植物に必要 な栄養 の一つです 水のはたらきなどに関係 し 足りないと元気が出にくくなります)
大事なのは、イモにしおがふえない点です。
食べる所にしおがなくても、弱ることがあります。
すなの土では、ひりょうが流れやすいです。
ゆっくりきく の方が、つづきやすいです。有機 ( 動物や植物など 生き物由来のもののことです有機 の肥料 はゆっくりきくことが多いです)
- これからどうする?:
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は、よい所もあります。しょうゆかす ( しょうゆを作ったあとに残 るかすのことです 土にまくと栄養 になることがあります 研究では肥料 になれるかを調べています)
でも、こわい所もあります。
がちがうと、作物 ( 畑で作って収穫 する植物のことです じゃがいもなどがこれにあたります) 反応 もかわるかもしれません。
ほかの作物でも、畑でためすひつようがあります。
安全に使えるりょうも、きめるひつようがあります。
今回のあらい方では、しおがのこりました。
もっとよい、しおのへらし方を考えます。
のこったしおが、土や作物へどうきくか見ます。
- 著者名:
- OHYAMA Takuji, OHTSUKA Takeshi, FUJII Kunihiko, SUEYOSHI Kuni, OHTAKE Norikuni
- 掲載誌名:
- 新潟大学農学部
- 巻:
- 72
- ページ:
- 23 - 34
- 発行日:
- 2020-02
- 新潟大学学術リポジトリリンク:
- http://hdl.handle.net/10191/00051508
