論文詳細

自然科学系 農学部 #紀要論文

圃場栽培バレイショにおける醤油粕の施肥効果

AI解説:
醤油粕(soy sauce cake)は醤油製造の副産物で、タンパク質含量が高く、多量の窒素(N)を含むことから、肥料および飼料資源としての利用が期待される。一方で、食塩(NaCl)濃度が高いことが大きな制約であり、多量に施用すると作物に塩ストレスを与えたり、土壌への塩類集積を促したりする可能性がある。砂丘砂土でレタスを用いて行われた先行のポット試験では、低施用量では生育促進が示唆された一方、高施用量では生育抑制がみられ(さらに「脱塩」粕への反応は複雑であった)。本研究は、圃場条件でジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を用いて醤油粕を評価する。ジャガイモは土壌の塩分が高いと生産性が低下することが知られており、塩分を含む有機資材の施用に伴うリスク評価に適した作物である。本論文の目的は、砂丘畑において、醤油粕および水洗い(脱塩)した醤油粕がジャガイモに対する有効なN肥料となり得るかを検証し、さらに高施用量で生じ得る生育・収量の制限が塩ストレスに起因する可能性を特定することである。
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著者名:
OHYAMA Takuji, OHTSUKA Takeshi, FUJII Kunihiko, SUEYOSHI Kuni, OHTAKE Norikuni
掲載誌名:
新潟大学農学部
巻:
72
ページ:
23 - 34
発行日:
2020-02
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