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工学部 自然科学系 #学術雑誌論文

自主条例から移行した法定景観計画における制度内容の進展状況と課題 : 全国 における景観計画の運用実態に着目して

AI解説:
2005年に「景観法(景観を美しく保つための法律で、自治体が景観計画を作成し、その計画に基づいて建築物やその他の構造物に関する規制を行います。)」が施行されました。この法律により、それまでの自主的な条例ではできなかった強制的な景観形成が可能になりました。ただし、この法律をうまく使うためには、各自治体が景観計画(自治体が作成する計画で、地域の景観を美しく保つための具体的な方針やルールが書かれています。)を作成する必要があります。しかし、自治体ごとにその内容が異なるため、一律に評価することは難しいです。特に、もともと自主条例を持っていた自治体が景観法に移行した「移行型計画」に注目し、その進捗状況と内容の進展を評価することが求められます。本研究の目的は、「移行型計画」の進捗状況と内容の進展状況を評価し、問題点と景観法の課題を明らかにすることです。
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著者名:
松井 大輔, 岡崎 篤行
掲載誌名:
都市計画論文集
巻:
44
号:
3
ページ:
7 - 12
発行日:
2009-10
著者による要約:
The Landscape Act of 2005 has enabled local authorities to control townscapes with previously non-existant vigor. In actuality, however, it
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