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医学部保健学科 医歯学系 #学術雑誌論文

間節リウマチの腎障害に対する留意点(トピックス 特集 全身性疾患と腎病変 : 診断と治療の進歩 I.膠原病)

AI解説:
関節リウマチ(RA)は炎症性の多発性関節炎を主要な症状とし、しばしば腎障害を伴うことが知られています。特に、アミロイドーシス、膜性腎症(MN)、メサンギウム増殖性糸球体腎炎(MesPGN)の三大組織型がRAに伴う腎病変として高頻度で見られます。また、抗リウマチ薬(DMARD)や非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)による腎障害も報告されています。本論文は、RAに伴う腎障害の臨床特徴や主要な合併腎疾患についての理解を深めることを目的としています。
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著者名:
中野 正明
掲載誌名:
日本内科学会雑誌
巻:
94
号:
5
ページ:
859 - 863
発行日:
2005-05
著者による要約:
関節リウマチでは罹病期間の長い治療抵抗例を中心に,アミロイドーシスの合併により進行性の腎障害をきたす.抗リウマチ薬による膜性腎症の頻度も比較的高く,蛋白尿が遷延することが多い.血尿陽性例ではメサンギウム増殖性糸球体腎炎の合併頻度が高く,蛍光抗体法にてIgA腎症の所見を呈することが多い.電子顕微鏡により観察される糸球体基底膜の菲薄化も血尿の責任病変として頻度が高く,単独あるいは前述の各病変に重複して認められる.
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