論文詳細

医学部医学科 医歯学系 #学術雑誌論文

薬剤性腎障害(トピックス 特集 腎不全対策の現状と将来 III.急性腎不全の原因と対策)

AI解説:
本論文では、近年使用される薬剤の中でも特に腎障害を引き起こす可能性の高い抗菌薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、抗腫瘍薬、免疫抑制薬、造影剤などの発展とその使用頻度の増加に伴う新しい薬剤性腎障害の出現について論じている。特に高齢者における複合的な薬剤使用が増えているため、薬剤性腎障害の発生が依然として問題となっている。この背景を踏まえ、本論文は薬剤性腎障害による腎不全の原因と対策について解説することを目的としている。
AI解説を見る
著者名:
西 慎一, 井口 清太郎, 飯野 則昭, 荒川 正昭, 杉山 健太郎, 坂爪 重明, 佐藤 博
掲載誌名:
日本内科学会雑誌
巻:
87
号:
7
ページ:
1247 - 1253
発行日:
1998-07
著者による要約:
薬剤性腎障害は,日常診療の中で遭遇する薬剤副作用の中の一つである.臨床症状に乏しく,薬剤使用時に尿検査あるいは腎機能検査を行っていなければ気が付くことは少ない.薬剤性腎障害の種類は原因薬剤により,幾つかのパターンに分かれる.診断には,臨床経過から疑わしい薬剤があることに気付くことが重要である.更に,正確な診断を行うためには,LST(lymphocyte\u3000stimulation\u3000test),LMIT(leukocyte\u3000migration\u3000inhibitory\u3000test)など薬剤感受性試験を行うことも必要である.
新潟大学学術リポジトリリンク: