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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(医) #学位論文

完全閉じ込め状態(communication stage V)に至った筋萎縮性側索硬化症例の臨床病理学的特徴

AI解説:
気管切開下人工呼吸(tracheostomy with invasive ventilation: TIV)に依存するようになった筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis: ALS)の患者は、時間の経過とともに非言語コミュニケーション手段が次第に限られていくことが多い。著者らは以前、進行ALSにおけるコミュニケーション能力を5段階に分類する枠組みを提案しており、コミュニケーションStage Vは「あらゆる手段でコミュニケーションができない」状態を指し、臨床的には「totally locked-in state」に相当する。先行研究では、急速な機能低下の後にStage Vへ至る患者がいること、また一部ではTIVがより早期に必要となることや、家族性ALSあるいは遺伝子変異との関連が示唆されていた。しかし、Stage Vに関する既存の神経病理学的知見は孤立した症例報告に大きく依存しており、大脳皮質の関与(比較的保たれているものから著明な脳萎縮まで)や病変分布に関する報告は不均一であった。そこで本研究は、コミュニケーションStage Vへ進行したALS患者について、臨床病理学的および免疫組織化学的特徴を包括的に記述し、共通する病変パターンを明らかにするとともに、大脳皮質病理が蓄積タンパク質(pTDP-43、FUS、SOD1)の種類とどのように関係するかを検討することを目的とした。
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著者名:
Hayashi Kentaro
発行日:
2017-09-20
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