論文詳細

自然科学系 理学部 #紀要論文

Cenozoic biostratigraphy, chronostratigraphy and paleoceanography in the Boso Peninsula and Bandai Volcano in the Aizu region, East Japan

AI解説:
本論文は、地質学的にも社会的にも注目度の高い2つの地域である房総半島(千葉県)と磐梯火山(福島県会津地域)に焦点を当て、東日本における新生代の主要な層序学的・古海洋学的記録を紹介する。房総半島では、第四紀の急速な隆起と強い侵食により、北米プレート・フィリピン海プレート・太平洋プレートが相互作用する、世界的にも珍しい三重点近傍の海溝—前弧系に関連した上部新生代の海成堆積物が、陸上で例外的に良好に露出している。これらの地層には、中期中新世から更新世にかけての堆積学・微化石学・古地磁気層序学の記録が保存されており、下部/中部更新統境界(および提案されている「チバニアン期(Chibanian Stage)」)の定義に関わる、Matuyama–Brunhes極性反転をまたぐ高品質な記録も含まれる。微化石には、黒潮と親潮の影響の変化に結びつく低緯度要素と寒帯(boreal)要素がともに含まれるため、これらの層序は、中期中新世以降の中緯度西部太平洋の古海洋学を復元するための資源としても位置づけられる。磐梯火山については、噴火史と山体崩壊史(1888年の災害を含む)を位置づけるとともに、岩屑なだれによる地形発達、およびそれに続く環境・文化への影響を強調しながら、磐梯山ジオパークの教育・保全目標を提示する。
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著者名:
Motoyama Isao, Itaki Takuya, Kamikuri Shin'ichi, Taketani Yojiro, Okada Makoto
掲載誌名:
Science reports of Niigata University. (Geology)
巻:
32(Supplement)
ページ:
1 - 27
発行日:
2017-10
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