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自然科学系 理学部 #紀要論文

Origin of Kurouchiyama peridotite mass in the northern Kanto mountains

AI解説:
三波川変成帯は、関東山地北部においてWNW–ENE方向に約60 kmにわたって延び、幅は数十kmに及ぶ。この帯の大部分は、秩父帯の堆積岩に由来する結晶片岩からなるが、南部には、斑れい岩–蛇紋岩と豊富な塩基性火山岩を特徴とする御荷鉾緑色岩(Mikabu green rocks)が分布する。これらの御荷鉾緑色岩中には、長軸が約100 m〜1 kmのかんらん岩(peridotite)岩体が散発的に含まれ、黒内山(Kurouchiyama)かんらん岩体は最大で、約1 km × 2 kmの規模をもつ。本岩体は主としてウェールライト(wehrlite)からなり、これまでマグマからの結晶分別(crystal fractionation)によって形成された集積岩(cumulate)と解釈されてきた。しかし、このかんらん岩を生じさせたマグマのタイプ、および黒内山岩体がどのような過程で三波川変成帯に取り込まれたのかは、依然として不明である。本研究は、黒内山岩体の起源解明が、日本の高圧変成帯におけるかんらん岩の産状を理解する上で重要であるとの立場から、野外観察と岩石記載(petrographic work)にもとづく初期的な成果を報告する。
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著者名:
Izawa Kazuki, Takazawa Eiichi
掲載誌名:
Science reports of Niigata University. (Geology)
巻:
29(Supplement)
ページ:
54 - 54
発行日:
2014-10
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