論文詳細

人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

日中国交正常化における田中角栄の役割再考

AI解説:
田中角栄が首相になってからわずか2か月で日中関係の国交正常化を実現したことは、「意外」とされてきました。田中は徹底した内政派であり、地方出身の政治家という性格から、外交問題における彼の成功は驚きをもって受け止められました。この論文は、田中個人の性格や政治経歴、そして彼の中国との関係が日中国交正常化にどのように影響を与えたかを探ることを目的としています。具体的には、公開された資料を用いて、田中角栄がどのようにこの過程に関与し、彼の経験が国交正常化にどのような役割を果たしたかを分析しています。
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著者名:
張 躍斌, 瞿 成辰[訳]
掲載誌名:
環日本海研究年報
巻:
20
ページ:
53 - 64
発行日:
2013-03
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