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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

侵害刺激伝達メカニズムの解析に有用な新たな三叉神経スライス標本作製法の開発

AI解説:
口腔顔面領域の痛覚や触覚などの侵害受容信号は三叉神経脊髄路核を経由して伝達される。その中でも特に尾側亜核(Vc)は、脊髄後角と同様な層状構造を持ち、痛覚の伝達において重要な役割を果たしていると考えられている。しかし、従来の研究では三叉神経の求心性入力が脳幹全体に分散しているため、Vcニューロンの反応をスライス標本で記録することは困難とされていた。この研究では、三叉神経入口部からVcまでの構造を含むスライス標本を作製し、光学的分析によりVcの応答を可視化することを目的とした。
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著者名:
平原 三貴子
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
47
号:
1
ページ:
49 - 50
発行日:
2017-07
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