論文詳細

人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

平仮名書字学習における教科書体 : 国定第四期,第五期国語教科書を中心に

AI解説:
この論文では、昭和初期に使われた国定第四期国語読本の平仮名(日本語の表音文字の一つで、主に日本語の単語の一部や助詞、助動詞などに使われます。平安時代に確立され、現在でも広く使われています。)教科書体(教育の場で使われる文字のデザインのことです。特に教科書に印刷される文字の形を指し、読みやすく書きやすいように工夫されています。)について、その成り立ちや書き方の学び方を研究することを目的としています。小学校で使われる平仮名の教科書体は、今の手書き文字の学び方に大きな影響を与えているため、この教科書体の背景や変化を理解することはとても重要です。著者は以前にも教科書体と書字学習(文字を書くことを学ぶことです。特に手書きで文字を書く技術や方法を身につけることを指します。)の関係について考えましたが、特に平仮名教科書体の字形一覧や分析を行っていませんでした。そこで、この論文では国定第四期と第五期の国語教科書における新しい平仮名教科書体の導入とその影響に注目しています。
AI解説を見る
著者名:
清水 文博
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
11
号:
1
ページ:
91 - 109
発行日:
2018-10
新潟大学学術リポジトリリンク: