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大学院自然科学研究科 自然科学系 #学位論文

トマトジュースの商業的無菌性を確保する新たな加熱殺菌条件に関する研究

AI解説:
トマトジュースは健康志向の高まりとともに需要が増加しているが、その安全性確保のための加熱殺菌条件については見直しが必要です。従来、Bacillus coagulansが加熱殺菌の指標菌として採用されてきましたが、最近の変敗事例ではこの菌種とは異なる原因菌が多く報告されています。また、トマトジュースのpHが上昇することで微生物的な安全性が低下する可能性も指摘されています。本研究は、現行の加熱殺菌条件が適切かどうかを評価し、新たな指標菌種を特定し、商業的無菌性を確保するための加熱殺菌条件を再計算することを目的としています。
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著者名:
長田 隆
ページ:
1 - 97
発行日:
2015-09-24
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