おすすめ論文

  • AI解説:
    新潟大学では、学生が大学入学前に身につけている「知識の暗記だけで使えるつもりになっている」という「つもり学習」の習慣を初年次教育の段階で早期に気づかせ、その悪癖を直すことによって「知識の応用力(工学的リテラシー)」を効果的に身につけさせることを目指しています。具体的には、1年生から4年生までの継続した工学教育を実施し、失敗を乗り越える体験を通じて学生の学習意欲を高めることを目的としています。
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  • AI解説:
    この研究は、筆者らが長年にわたり継続しているブータン民俗音楽の調査の一環として、2017年に行われた新たな調査結果とその考察をまとめたものである。ブータンの民俗音楽、特に子どもの遊び歌「ツァンモ(tsangmo)」に焦点を当て、その現状と伝承の動向について報告してきた。また、ツァンモに類似する東部の歌遊び「カプシュー(khapsho)」の発見も行い、これらの遊び歌が教育の普及とともに消えつつある一方で、学校行事やメディアを通じて新たな形で伝承されていることも明らかにしている。本研究の目的は、2017年の調査で得られた新たな事実を基に、ブータンの民俗音楽文化の現状とその伝承方法についてより深く理解することである。
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  • AI解説:
    本研究の背景として、小中学校の理科教育において「月の満ち欠け」や「月と太陽と地球の位置関係」といった天体観測の項目は、教育者が自信を持って教えにくい分野であるという問題がある。また、大学生や現職教員の理解度も不十分であることが指摘されている。本研究では、教育学部理科教育専修の2年次学生を対象に、手作りの月の高度簡易測定器「ツクヨミ」と方位磁石を用いて1ヶ月間の月の観測を行わせ、学生の理解度を高めることを目的としている。
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