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人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

西洋人と言語の関係(言述における意識と無意識的形式)〔四〕

AI解説:
本論文の背景は、二〇世紀初頭における「了解心理学」の方法論にあります。了解心理学は、観察者が他人の体験を追体験することでその体験の意味を理解するというプロセスを採ります。しかし、ローマンはこの方法論が西洋近代以来のものであり、「言語から思考を完全に引き剥がす」という前提が必要だと指摘します。本論文の目的は、言語と思考の乖離がどのようにして成立したのかを膨大な言語資料から明らかにすることです。
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著者名:
ローマン ヨハネス, 阿部 ふく子, 渡邉 京一郎
掲載誌名:
知のトポス : 世界の視点 : topos
巻:
17
ページ:
75 - 117
発行日:
2022-03
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