論文詳細

医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

3歳口唇口蓋裂児における乳歯う蝕有病状況の評価

AI解説:
近年、日本において全般的にう蝕は減少傾向にあるものの、唇顎口蓋裂児に関してはその変化について明らかではない。また、唇顎口蓋裂児の口腔内は形態的・機能的な障害により特異な環境となり、う蝕の発生に関しても問題があるとされている。特に裂側と健側でう蝕の有病状況に差があると言われている。新潟大学医歯学総合病院の予防歯科診療室では、う蝕予防プログラムを実施しているが、その効果についての評価は行われていない。そこで本研究では、唇顎口蓋裂児の乳歯のう蝕有病状況を調査し、裂側と健側のう蝕有病状況を比較し、さらにう蝕予防プログラムの影響を評価することで、今後の予防方法を明らかにすることを目的とした。
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著者名:
手嶋 謡子
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
43
号:
2
ページ:
143 - 144
発行日:
2013-12
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